Udemy講師になろうとしているのに、「いまだに1コース目のテーマすら決まっていない」――そんな状態になっていませんか?
「何を作ればいいか分からない」
「自分には、コースにできるノウハウがない」
「1本目からベストセラーを取らないと意味がない」
そうやって頭の中でグルグル考えているうちに、ノウハウばかり集めて時間だけが過ぎていく。
これ、本当によくある相談です。
でも大丈夫です。
この記事を読み終えるころには、あなたの中にある“隠された実績”から、1コース目のテーマを決められるようになります。
しかも、トレンドを追って一時的に売れるコースではなく、受講生から「この人に教わりたい」と思われて長期でビジネスが伸びていくテーマです。
▲ この記事は上の動画(約22分)の内容を、要点をまとめて記事化したものです。
あわせてご覧ください。
テーマが決まらない不安は、あなただけじゃない
理想を言えば、Udemyコースを1本でも早く出して、寝ている間も収益が上がる状態になりたいですよね。
きっとあなたも、Udemyの情報をたくさん集めて「ここで頑張る」と心は決めているはずです。

でも本気だからこそ、不安も出てきます。
- 売れなかったらどうしよう
- 自分なんかが有料で売っていいのかな
- 1本目でこけたらどうしよう
その気持ち、よく分かります。
僕も新しいことに挑戦するとき、失敗が怖くて一歩が重くなったことがありました。
しかも今は「Udemyで稼ぎましょう」系の情報が溢れていて、自分が出す前にいいテーマを取られちゃうかも…と余計に焦りますよね。
でも安心してください。
ほとんどの人が、あなたと同じようにコーステーマで止まっています。だからこの記事では、大ごけしないテーマの見つけ方を一緒に固めていきましょう。
この記事で分かること
①なぜほとんどの人がUdemyで1コースも出せないのか
②どうすれば選ばれるコーステーマを見つけられるのか
この2つを順番に解説します。
9割の人がつまずく原因は「売れるコースを出そうとしている」こと
Udemy講師なのに1コースも出せない。
出したいのにテーマが決まらない。
こんな状態の人が多いのはなぜだと思いますか?
才能がないから?
ノウハウが足りないから?
違います。
いちばんの理由は、「売れるコースを出そうとしているから」です。
売上を意識すると、市場の需要ばかり追うようになります。
「AIが人気だな」
「プログラミングが人気だな」
「全部を網羅する何時間ものコースが人気だな」と、リサーチすればなんとなく見えてきますよね。
でも、人気の傾向が分かっても、みんながAIやプログラミングのコースを出せるわけではありません。
何十時間もある大ボリュームのコースを1本目から出そうとすれば、ハードルはとても高く感じます。
ここがポイント
「売れるテーマ」と「あなたが語れること」は、イコールではありません。だから自分が出せるテーマがイメージできず、1コース目が決まらない。
無理やり市場のニーズに寄せても薄いノウハウしか出せず、「このコース、イマイチだな」と思われれば講師評価も下がってしまいます。
いきなりヒットは狙えない:パレートの法則
「でも、売れるコースを出さなかったら意味ないでしょ?」と思う方もいますよね。
もちろん、売れるコースを狙うこと自体はすごく重要です。
ただし、まず知っておいてほしい法則があります。
それがパレートの法則です。

パレートの法則とは、売上の8割は2割の商品が生み出しているという理論です。
ビジネスで言うと、商品を10個出してヒットが2個出れば上々、ということ。
これはUdemyでも同じです。
いきなりベストセラーやヒットコースを狙っても、基本は当たりません。

僕自身も「出して、直して」で良くなっていった
僕自身も、最初からベストセラー級のクオリティで出せたわけではありません。
出して、直して、徐々に良くなっていきました。

ただし売上の柱になっているのは約2割だけ
今は16コースを出して、そのうち9コースでベストセラーを取れています。
ただ、ベストセラーを取ったコースすべてが同じように売上を支えているわけではありません。
売上ベースで見ると、支えているのはだいたい2割ほどです。
それくらい、Udemyで本当に売上の柱になるヒットコースを出すのは難しいんです。
だからこそ、収益を上げたい初心者ほど「数を出す」という考え方が大事になります。
なのに「売れるテーマ」に縛られすぎて、1コース目のテーマ決めからつまずいている。
これはすごく問題です。
売上を狙うこと自体は大事ですが、1コース目のテーマ決めの入口では、一回そこを置いておいてください。
僕たちが目指すべきは、目先の売上ではなく長期でビジネスが成長するテーマです。
目指すべきは「あなたにしか語れない」テーマ
では「長期で伸びるテーマ」とは、具体的にどんなテーマか。
それは、あなただからこそ語れる情報が入ったテーマです。
あなたが体験したから分かること、実践したからこそ分かることが入っているテーマなら、受講生から「あなたから教わりたい」と言ってもらえるコースになっていきます。
なぜそう言い切れるのか。
今のAI時代、一般的な常識情報はもう必要とされにくくなっています。
求められているのは、実際に体験した人にしか語れない情報、つまり一次情報です。
AIの答え vs 一次情報

使った人の声は「その人にしか分からない一次情報」
たとえば、自分の肌に合う化粧水を探しているとします。
AIに聞けば「この肌質にはこれが合います」「一般的に評判がいいです」と答えてくれます。
でも、それって当たり障りのない情報ですよね。
「使ったら肌がきれいになった」
「しっとりして塗り心地がいい」
「少し高いけど持ちが良くてコスパもよかった」
「ほのかにラベンダーの香りがする。
これなら強い匂いが苦手な人でも使えそう」
実際に肌荒れで困っていた人がこう語ると、受け取った人は「知れてよかった」と感じます。
使った人にしか分からない情報だからです。

「便利です」より「1週間かかっていた仕事が3日で終わった」
パソコンのツールでも同じです。
AIは「便利です」「こんな場面で使えます」くらいまでは言えます。
でも実際に使った人なら、「1週間かかっていた仕事が3日で終わった」「ここの設定は難しいから、こうやると簡単」と語れる。
どれだけ変化があったか、どこでつまずいたか。
これから使う人にとって、本当にありがたい情報ですよね。
AI時代に強いのは「AIには作れないノウハウ」
一次情報が入らないコースなら、正直、作る価値すらありません。
平均的な情報は、AIに聞けば一発で出てくるからです。
あなただからこそ語れる情報をベースにすれば、自然と価値のあるコースになります。
一次情報が「信頼」と「ビジネス」につながる

しかも、ここで終わりません。
あなたにしか語れない情報が入っているからこそ、受講生に信頼が生まれます。
信頼が生まれると「もっと話を聞きたい」「相談してみたい」と思ってもらえる。
深いノウハウを届けていれば、リスト集客や個別相談にもつながりやすい。
だから、長期でビジネスが伸びるテーマになるんです。
コーステーマが決まる3ステップ
とはいえ、「それが分かっても、語れるものなんてありません」と思う人が大半だと思います。
大丈夫です。
ここからは「この人だから教わりたい」と思われるコーステーマの見つけ方を、3ステップで解説します。

- 実績を見つける
悩んでいる人の一歩先にいることを確認する - 階段の全体地図を出す
ゼロから実績までの過程をステップ化する - どの段からどの段まで教えるかを決める
受講生を連れていく範囲=コーステーマになる
STEP1:実績を見つける
「語れるものなんてありません」と思った人ほど、ここで勘違いしています。
すごい実績や資格、華々しいキャリアがないとコースにできない、ライバルに勝てる何かがないとダメだ――そう思いがちですが、そんなことはありません。

ここでいう実績とは、悩んでいる人の一歩先にいること。
それだけでいいんです。
「すごい数字がない=実績なし」は勘違いです。
実績を見つける3つのヒント

- 困難を乗り越えた成功体験
解決した問題、達成した成果を振り返ってみてください。
たとえば僕の場合、ニキビ肌から肌がきれいになった体験があります。
昔はこれを実績にしてXで美容の発信をしていて、それでも4万フォロワーまで伸び、最高で月300万円くらいの売上も出せました。
ほかにも「10キロ痩せた」「貯金ゼロから1年で100万円貯めた」「人間関係を修復できた」なども、同じ悩みの人にとっては十分すごい実績です。 - 仕事で得た経験
いちばんイメージしやすいですよね。
1年、数年と長く取り組んできたものは、そのまま実績になります。
教員向けのノウハウなら「教員を10年、20年続けてきた」だけで立派な実績。
エステや整体なら「何人のお客さんを診てきたか」も実績になります。 - 人から褒められた・「教えてほしい」と言われたスキル
自分では大したことがなくても、周りには価値があることがあります。
料理人でも料理教室の先生でもなくても、家族から「おいしい」「早く家に帰りたくなる」とよく褒められているなら立派な実績。
婚活中の人向けに「パートナーから『おいしい』と言われる料理」を教えるコースも十分出せます。
いちばん大切なこと
自分で「大したことない」「価値がない」と決めつけないことです。
特に日本人は謙遜しがちですが、本当に悩んでいる人から見ると、あなたの持っているものが十分に信頼できる実績になることはよくあります。
あなたにとって当たり前のことは、まだ知らない人・悩んでいる人には大きなノウハウになる。
「これ、使えるかも」と少しでも思ったものは、メモに書き出しておきましょう。
実績がない分野なら、まず実績づくりから
3つのヒントから考えても思い浮かばない。
やりたいテーマはあるのに、その分野でまだ実績がない。
そういう方は、少し時間はかかりますが実績づくりから始めましょう。
たまに「実績がなくてもUdemyコースは売れる」と言う人がいますが、正直かなり厳しいです。
同じ内容でも、実績がある人の方が信じてもらいやすいからです。

たとえばInstagramの発信方法を知りたいとき、フォロワーが100人もいない人に「こうすれば伸びるよ」と言われても、素直に信じられませんよね。
一方で、5,000人でも1万人でも伸ばしていて、月1万円でも収益を出している人の話なら、絶対にそちらの方が信用できます。
僕も今でこそUdemyのノウハウをコースにして販売していますが、Udemyを始めた1年〜1年半前は実績ゼロでした。
だからその頃は、コースを出し続けてベストセラーを取り、売上を立てることに集中しました。
並行してノウハウと知見を貯めたからこそ、今は自信をもってUdemyについて語れるんです。

実績がある人はSTEP2へ、まだない人は実績づくりから
STEP2:階段の全体地図を書き出す
続いてSTEP2。
ここはテーマ決めでいちばん大事な工程です。
あなたが実績を達成するまでに乗り越えた過程を、階段式でステップ化していきます。
どんな実績でも、次の日にパッと達成できるわけではありません。
そこまでには乗り越えた壁がいくつもあります。
その壁やステップを言語化しておくことが、コーステーマを決めるうえでめちゃくちゃ重要になるんです。
「実績はあるのにテーマが決まらない」「1コース出したらネタが尽きてしまう」という人は、この言語化ができていないことが多いです。

その間の工程をどんどん書き出す
イメージはこうです。
一番下の地面は、まだ何も始めていないゼロの状態。
一番上の段には、あなたの実績があります。
あとは、地面から一番上まで行くのにどんな工程やステップが必要だったかを、どんどん書き出していくだけです。
例:YouTube登録者1万人までの階段
たとえば「YouTubeの登録者1万人」という実績があるとします。
そこまでには、こんなステップがあったはずです。
登録者1万人までの階段(例)
- 1. ジャンル・コンセプトを決める
- 2. チャンネルを開設する
- 3. 機材・撮影環境を整える
- 4. 企画の作り方を身につける
- 5. 編集できるようになる
- 6. クリックされるサムネを作れるようになる
- 7. 1本目を投稿する
- 8. 投稿を習慣化する
- 9. 登録者100人
- 10. 登録者1,000人・収益化を達成する
- 11. サムネを外注できるようにする
- 12. 動画編集を外注できるようにする
- 13. 登録者5,000人
- 14. 登録者1万人

ざっと僕が思いつくだけでもこんな感じです。
実際に知見がある方なら、もっと細かいステップが出てくるはず。
この各ステップを言語化しておくと、次のSTEP3でコーステーマが決めやすくなります。
STEP3:どの段からどの段まで教えるかを決める
ここでやっと、コーステーマが決まってきます。
STEP2で書き出した階段を見て、「何段目から何段目まで、受講生を連れていくか」を決めるだけ。
それだけで、コーステーマがいくつも見つかります。
さっきのYouTube登録者1万人の階段で見てみましょう。



同じ階段から、これだけテーマが生まれる
- 1〜7段目:「【初心者向け】YouTube動画1本目を投稿する完全解説」
- 8〜10段目:「登録者1,000人・収益化まで伸ばす」
- 11段目以降:「外注して効率よく回す・動画をもっと早く出す」
- 1つの作業に特化:「動画編集だけ」「サムネ作りだけ」

こうして見ていくと、自分がつまずいたところ、失敗したところ、思った以上に難しかった工程が、階段のどこかに必ずあります。
昔できなかったこと、困ったことを思い返しながら「受講生をどの段からどの段まで連れていくか」をイメージする。
それだけで、コーステーマがいくつも浮かんできます。
この決め方なら「一次情報」が必ず入る
この方法でテーマを決める最大のメリットは、確実に一次情報の入ったコースにできることです。
すでに持っている実績から考えているので、自分が実践して、失敗して、乗り越えてきた話が必ず入ります。
だから、ライバルが似た切り口でも、あなたにしか語れないエピソードや体験が入ったコースになる。
それだけで十分に差別化できます。
この流れで決めたテーマがUdemyの需要とも一致したら、それはすごくラッキー。
一致しなくても大丈夫です。
あなたにしか語れないテーマで出せば、人数が少なくても「ためになる」「もっとこの人の話を聞きたい」と思ってもらえるコースになります。
迷ったらAIと壁打ちしてOK。でも市場に答えを探しに戻らない
一人だと発想がたどり着かない、「これが実績になるのかな」と不安になる、という方は、この3ステップを見ながらAIと壁打ちしても全然構いません。
「これは実績に当たるだろうか?」
「こんな実績があるんだけど、この間にはどんなステップがあると思う?」
AIと壁打ちすると、思考が整理されたり新しい発想が見つかったりするのでおすすめです。

大事なのは、ここでまた市場に答えを探しに戻らないこと
テーマを決めたあとに「これだと不安だな」「結果が出ないかな」と堂々巡りしてしまう人が本当に多いです。
出せる実績がある。
一次情報がある。
受講生をどこまで連れていくかも見えている。それなら十分です。
「こっちの方が売れそう」と思っても、今の時点ではそこまで正確に判断できません。
まずは行動あるのみです。
+α:ターゲットは「大人」にする
今回は「Udemyの市場に寄せすぎるな」とお伝えしました。
ただ、1つだけ寄せた方がいいポイントがあります。
それが「ターゲットを大人にする」ことです。
Udemyのユーザーの多くは働く大人です。
だから、子どもの教育や中学生向けの英語などをそのまま子ども向けに出すと、まったく売れない可能性があります。

たとえば僕のコンサル生の方は、小学校受験のノウハウを「受験を頑張る子ども」ではなく「それを支えたい親御さん」に届けています。
ノウハウの中身は子どもに関することでも、買う人は大人、という寄せ方です。
子どもが関わるジャンルは、その周りの大人をターゲットにする工夫をしてみてください。
「自分には何もない」と思っている人へ
最後に、少しだけ僕の話をさせてください。
僕自身、昔は「自分には何もない」と思っていた時期が2年くらいありました。
ブログもやった。
いろんなビジネスにも取り組んだ。
でも「何か語れるものを作ろう」とすればするほど、いつまで経っても何も出せない。
そんな負の循環にずっといました。
当時の僕は、自分を大きく見せようとしていたんです。
すごいことを掲げて、すごい人に見られたい。
その気持ちが先行して、結局何も成し遂げられないまま時間だけが過ぎていきました。
そんなときに、試しに小さなことを出してみたんです。
僕の場合は「肌がちょっときれいになった」みたいな話。
批判されたら怖い、誰にも反応されなかったら怖い――そういう感情は一旦横に置きました。
そうしたら、昔の僕と同じフェーズで悩んでいる人にすごく刺さった。
そこで初めて「あ、これが自分の強みだったんだ」と気づけました。
自分の価値って、自分ひとりでは気づきにくいんです。
怖さを乗り越えて出してみて、人から「分かりやすかった」と言ってもらって、初めて見えることが多い。
あとから振り返れば、コンプレックスを解消するために取り組んだことも、低収入からもがいて収入を上げてきたことも、語ろうと思えば全部語れました。
でも当時は「自分の恥を晒す」という感情が勝ってしまって、その恥に蓋をするように「すごい実績を作ろう」としていたんだと思います。
もし今「自分に何があるか分からない」という人がいたら、たぶん昔の僕と同じです。
目を向けるべきなのは「すごい自分」ではなく、今あなたが蓋をしている部分、隠している部分。
そこをもう一回見つめ直してみてください。
あなたが今、当たり前のようにできていること。
それは、過去のあなたが必死で乗り越えてきたことなんです。

発信って、すごい人の特権じゃない。
一歩先にいる人が、一歩後ろの人に手を差し伸べることだと思うんです。
今日決めたテーマは、あなたが今持っている最強のカードです。
小さくていい。
まずは挑戦してください。
まとめ:実績を階段にして、教える範囲を切り出す
今回は、Udemy1コース目のテーマの決め方を解説しました。
1コース目のテーマが決まる3ステップ
- 前提:「売れるコース」を狙いすぎない。
10コース中2本当たれば十分なので、まずは数を出す - STEP1 実績を見つける:実績=悩んでいる人の一歩先にいること。
成功体験・仕事の経験・褒められたスキルから探す - STEP2 階段の全体地図を出す:ゼロから実績までの工程を、階段式に書き出す
- STEP3 教える範囲を決める:何段目から何段目まで連れていくか=コーステーマ
- +α:Udemyのユーザーは働く大人。
子ども向けのノウハウは、周りの大人に向けて届ける
結論は、あなたの実績を階段にして、教える範囲を分けてテーマにすること。
そうすることで、あなたにしか語れないノウハウが入った、受講生に満足されるコースが作れるようになります。
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具体的な手順を、実際の画面を見せながら解説しています。
動画では、この記事では伝えきれなかった細かいニュアンスや具体例も話しています。
ぜひあわせてチェックしてみてください。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。

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